境内のご案内
創建以来、千有余年の長きにわたり皇室をはじめ公家、武家、商人ら多くのひとびとの篤い崇敬をうけてきた当宮には、数多くの宝物が奉納され、今に伝えられています。 なかでも、「北野天神縁起絵巻 承久本」は根本縁起といわれ、絵巻物の中では特に優れた作品として、また貴重な歴史財産として国宝に指定されています。ほかにも古文書、書画、刀剣、蒔絵や金工、茶道具といった美術的にも価値の高い工芸品を多数所蔵しています。ご参拝とあわせ、ぜひ当宮が誇る貴重な文化遺産をご鑑賞ください。
北野天満宮の宝物殿は昭和3年(1928)、千二十五年半萬燈祭に際し、それまで御本殿の内部に収められていた様々な御神宝をのちの世まで守り伝えると同時に、多くの皆さまにご覧いただけるようにしたいという願いのもと建てられました。格天井に、当時としては最先端のシャンデリアを供えた和洋折衷様式の堂々たる建物です。指物師により作られた展示ケースも歴史的に大変価値のあるものといえます。
もみじ苑公開に合わせ、約1年ぶりに北野刀剣の世界をご覧いただく特別展を開催いたします。北野天満宮にさまざまな願いを込めて、また鎮めを期待されて奉納された名刀の数々をどうぞご覧ください。また比叡山延暦寺に登天天満宮が改修・竣工したことを記念して、当宮と延暦寺のご縁をご紹介する一角や、献茶祭と来年開催予定の「きょうとまるごとお茶の博覧会」にちなみ北野大茶湯関連の一角も設けております。*鬼切丸 髭切は11/16~12/8まで限定公開いたします。
【会期】令和6年10月25日(金)〜12月8日(日)
【時間】9:00~16:00 (最終受付 15:45)
【拝観料】大人 1,000円、中高生 500円、小学生・修学旅行生 250円
重要文化財 太刀 銘安綱(鬼切丸 髭切)*11/16~12/8限定公開
平安時代
重要文化財 太刀 國広
桃山時代
老松菊花図 梅花朧月図 望月玉渓 望月玉泉
明治35年(1902)
宝物殿では、当宮の宝物関連記念品をお求めいただけます。
またこれらの記念品はECサイト「北野天満宮記念品頒布処」でもお求め頂けます。
匂香
各1,500円
ポストカード
大200円 小150円
コースター
各1,000円
香包
1,500円
レターオープナー 平安京の天門ver.
2,000円
マスクケース
各600円
開門時間
7時〜17時