境内のご案内
創建以来、千有余年の長きにわたり皇室をはじめ公家、武家、商人ら多くのひとびとの篤い崇敬をうけてきた当宮には、数多くの宝物が奉納され、今に伝えられています。 なかでも、「北野天神縁起絵巻 承久本」は根本縁起といわれ、絵巻物の中では特に優れた作品として、また貴重な歴史財産として国宝に指定されています。ほかにも古文書、書画、刀剣、蒔絵や金工、茶道具といった美術的にも価値の高い工芸品を多数所蔵しています。ご参拝とあわせ、ぜひ当宮が誇る貴重な文化遺産をご鑑賞ください。
北野天満宮の宝物殿は昭和3年(1928)、千二十五年半萬燈祭に際し、それまで御本殿の内部に収められていた様々な御神宝をのちの世まで守り伝えると同時に、多くの皆さまにご覧いただけるようにしたいという願いのもと建てられました。格天井に、当時としては最先端のシャンデリアを供えた和洋折衷様式の堂々たる建物です。指物師により作られた展示ケースも歴史的に大変価値のあるものといえます。
新年はじめの特別展では、新春を寿ぐ華やかな白井直賢や竹内栖鳳による花鳥図を展示するほか、珠玉の北野刀剣ならびに「槍」や「脇差」等、昨年度新たに当宮へ奉納された奉納刀も初公開いたします。いち早く花開く境内の梅の芳しい香りとともに、当宮の御神宝をご観覧いただけましたら幸いです。
【会期】前期:令和7年1月1日(水・祝)〜1月13日(月・祝) 後期:1月25日(土)〜3月25日(火)
【時間】9:00~16:00 (最終受付 15:45)
【拝観料】大人 1,000円、中高生 500円、小学生・修学旅行生 250円
太刀 月山貞勝
昭和2年(1927)
重要文化財 太刀 國広
桃山時代
老松菊花図 梅花朧月図 望月玉渓 望月玉泉
明治35年(1902)
宝物殿では、当宮の宝物関連記念品をお求めいただけます。
またこれらの記念品はECサイト「北野天満宮記念品頒布処」でもお求め頂けます。
匂香
各1,500円
ポストカード
大200円 小150円
コースター
各1,000円
香包
1,500円
レターオープナー 平安京の天門ver.
2,000円
マスクケース
各600円
開門時間
7時〜17時