参拝・御祈祷
天神さまの愛称で広く親しまれる当宮は、千年あまりの歴史を有し、学問の神さまとしてだけでなく、さまざまな崇敬を集めてきました。
心だに
誠の道にかなひなば
いのらずとても
神やまもらむ
心が誠の道にかなっていれば、ことさら祈らなくとも神様はお守り下さるでしょう。
菅公の御歌にあるように、天神さまは「正直・至誠の神」としても篤く信仰されています。
天神さまをおまつりする、北野天満宮の御神前にて永遠の愛を誓う結婚式。それは、新しい門出となるお二人はもちろんのこと、参列されるすべての方にとって、心に残る素晴らしい時間になるでしょう。
現在の御本殿は豊臣秀吉公の遺命により豊臣秀頼公が慶長12年(1607年)に造営されたものです。唐破風や黄金色に輝く装飾、精緻な彫刻の数々は絢爛豪華な桃山文化の建築様式のもので、「国宝」に指定されています。
初穂料 300,000円(巫女舞・雅楽楽人奉仕)
参列 ご両家各20名以内
紅梅殿はかつての菅公の邸宅に由来し、“国宝北野天神縁起絵巻”にも「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて春を忘るな」の和歌と共に描かれています。現在の紅梅殿は、西の庭園内に移築・再現したもので、式場からは庭園・本殿を見渡すことができ、神前結婚式をはじめさまざまな文化的行事に用いられています。
初穂料 150,000円(雅楽楽人奉仕)
参列 ご両家各12名以内
式進行については神職・巫女がすべてご案内いたしますのでご安心下さい。
挙式進行に際し、楽人が雅楽の奏楽を行い、お二人の新たな門出を厳粛かつ華やかに演出いたします。
列立 |
挙式催行時間となりましたら、神職・巫女が控室へお声掛けさせていただきます |
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参進 |
神職・巫女が先導し皆様を式場へご案内いたします |
一、修祓 |
新郎新婦及び参列者皆様をお祓いいたします |
一、献饌 |
御神前にお供え物を奉納いたします |
一、祝詞奏上 |
斎主がお二人のお名前をお取次ぎし、 めでたく夫婦となります結びの祝詞を御神前にご報告いたします |
一、誓詞奏上 |
御神前にてお二人より夫婦の道を誓い、御加護を祈ります |
一、三献の儀 (三三九度の儀) |
御神前にお供えした御神酒で、新郎新婦が固めの盃をくみ交わします |
一、神楽奉奏 |
巫女二名が巫女舞「紅わらべ」を奉納いたします(※本殿挙式のみ) |
一、誓詞奏上 |
新郎新婦そろって御神前に玉串をお供えし拝礼いただきます。 |
一、指輪交換の儀 |
お互いに指輪を交換し、永遠の契りを約束します(※希望者のみ) |
一、親族盃の儀 |
ご両家ご親族固めの盃をくみ交わします |
一、斎主挨拶 |
斎主より祝辞を申し上げます |
退下 |
神職・巫女が先導し、記念撮影場までご案内いたします |
北野天満宮神前結婚式のお問い合わせ・資料請求は下記までご連絡ください。
なお、祭典や諸行事等の都合により受付いたしかねる場合がございます。また年末年始は挙式を行っておりませんので予めご了承下さい。
北野天満宮社務所
075-461-0005 (9:00〜16:30)
本殿挙式 :300,000円(巫女舞・雅楽楽人奉仕)
紅梅殿挙式:150,000円(雅楽楽人奉仕)
衣裳・美容着付・写真撮影・食事会及び披露宴は、当宮指定業者を御紹介いたします。
地鎮祭や家屋の清祓 又、工事安全など、神職がご自宅、その現場にお伺いして祭典を行います。
地鎮祭、上棟祭、竣工祭
新室祓、家祓
安全祈願、解体清祓、井戸清祓、開所清祓、神棚奉祭、その他
受付時間 |
9:00~16:00 |
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お問い合わせ |
075-461-0005 (北野天満宮社務所 9:00〜16:30) |
御初穂料 |
5万円より |
お供え物 |
当宮で準備いたします |
当宮の出張祭典では、原則施主様または施工主様に神職の送迎をお願いしています。祭器具一式も搬送していただきますので、ワゴン車やワンボックス車等の荷室が大きめのお車にて、祭典当日にご来社いただきます。
お正月や祭典日など当宮行事と重なる日時は、お受け出来かねる場合もございます。
開門時間
7時〜17時
菅公は、生涯を通して誠の道を貫かれました。誠の道とは、真実で邪心の無い心をもって日々の生活をおくることであります。その道を一所懸命求めていれば、たとえ神様に特別祈ることが無くても神様は必ずお守り下さるとの教えを詠われた和歌です。逆に申せば、虚言を吐き不誠実な生活をおくり、それを顧みないものは、たとえ神に祈ろうとも神様は守って下さらないとも言えるのです。
夫婦和合の秘訣はお互いに誠の道を歩むことです。そうすれば、自然と神様は見守って下さり、円満な家庭生活が約束されるでしょう。