参拝・御祈祷
学問の神さまとして親しまれている菅公は、幼少の頃より勉学に励まれ、情緒豊かな和歌を詠み、格調高い漢詩を作られるなど優れた才能の持ち主でした。
昌泰2年(899)には右大臣に任命されるなど、藤原氏以外では異例の出世を重ねられ、国家の政務を統括する要職に就かれました。
平安朝きっての秀才と称されたその才にあやかろうと、江戸時代期に全国で設立された子どもの学び舎である寺小屋には、必ず天神さまがおまつりされていたといいます。
その崇敬は今なお変わることなく、受験や資格試験を控えた全国学生の皆さまが北野天満宮に訪れ、受験合格や学力向上を祈願しています。
修学旅行昇殿参拝祈祷のお申し込み北野の境内神域を流れる御神水に浸すと文字が浮き出てくる水占みくじは、日本語と英語に対応し、修学旅行生や外国人観光客にも人気の授与品。五色の願いになぞられた水占みくじは、陰陽五行の願いも込められたおみくじです。
ご参拝いただいた修学旅行生全員に、北野天満宮特製しおりを無料で進呈しています。授与所(お守り・お札を受ける所)にて、クラスまたは班の代表者が人数をお申し出ください。
三光門の少し東南に立つ石燈籠は台座に大黒様の像が刻まれていて、この大黒様の口に小石をのせて落ちなければ、その小石を財布に入れて祈るとお金に困らないといわれていましたが、受験に「落ちない」に通じることから受験生にも知られるようになりました。
学業成就や入試合格の願いを祈願絵馬に書いて絵馬掛所に奉納しましょう。
当宮の絵馬掛所は「一願成就のおうしさま」が祀られる場所で、願いを込めて牛を撫で、祈願絵馬を奉納すると願いが叶うとされ、古くからの参拝の習わしとなっています。
ご参拝いただく時間が、通常受付時間(9時より16時まで受付)を前後する場合は、あらかじめ学校名、人数、到着予定時刻を当宮までご連絡ください。ご連絡いただいた場合に限り、時間外でも学業守・各種御守等の授与及びご朱印の記帳をいたします。
*時期により最終受付が異なりますので、予めご確認ください。
宝物殿には、教科書や各種資料集にも掲載されている国宝『北野天神縁起絵巻』、豊臣秀吉公北野大茶湯『高礼』、宇喜多一恵『北野大茶湯図』、重要文化財『日本書紀』、『鬼切丸:別名 髭切』などの各種刀剣類等、大変貴重な歴史資料が多数収蔵されています。参拝とあわせてぜひご入館ください。
〈開館日〉縁日(毎月25日)、観梅・青もみじ・紅葉シーズン、1月1日、12月1日
〈開館時間〉9時~16時
〈拝観料〉修学旅行生250円
当宮では、クラス単位での特別昇殿参拝を受付けています。昇殿とは、御本殿に上がり、天神さまに近づくということ。これから受験・進学を控える学生皆様に寄り添い、それぞれが希望の道に無事進まれますよう御祈願させていただきます。おごそかな拝殿にて、それぞれの願いを心からお祈りください。御祈祷後は、各クラス代表様へ撤饌をお渡しいたします。
クラス単位 初穂料5000円/1クラス
撤饌内容:特別勧学木札、合格鉛筆、由緒書、特製しおり3枚セット
修学旅行を班単位で行動する生徒さんの特別昇殿参拝を受付けています。少人数の場合でもお気軽に授与所祈祷受付にてお申し込み下さい。生徒お一人ずつに撤饌をお渡しいたします。
合格祈願、身体健康、学力向上、スポーツ向上など
班単位 初穂料1000円/1人
撤饌内容:勧学札、合格鉛筆、由緒書、特製しおり3枚セット、梅茶
勧学札 | 教室またはご家庭で、目線より高い位置で南か東を向けておまつりください。 |
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合格鉛筆 | 受験勉強や試験の際にお使い下さい。 |
特製しおり3枚セット | 参考書などのしおりとしてお使い下さい。 |
梅茶(班別のみ) | 勉強の休憩時などにお召し上がり下さい。 |
昇殿参拝は、学校または旅行会社より当宮ホームページによりお申込みください。
班別昇殿も当宮ホームページにて受付していますが、当日御本殿前授与所にてお申し込みいただいても結構です。
なお、祭典や諸行事等の都合により受付致しかねる場合がございます。また、時季によって大変込み合うことがありますので、お早めにお申し込み下さい。
※令和5年3月31日までの昇殿参拝は、WEB上ではお申し込みできません。従来通りFAX・電話にて受け付けていますので、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
北野天満宮社務所
TEL 075-461-0005 (9:00〜16:30)
FAX 075-461-6556
開門時間
7時〜17時