北野文化研究所

菅原道真公（菅公）御誕生

菅公5歳にして和歌「美しや紅の色なる梅の花あこが顔にもつけたくぞある」を詠む

菅公11歳にして漢詩「月夜に梅花を見る」を詠む

菅公18歳にして文章生の試験に合格

菅公22歳にして比叡山延暦寺円仁の『顕揚大戒論』の序文を書く

菅公23歳にして文章得業生となる

菅公26歳にして方略試に合格する

菅公33歳にして文章博士となる

菅公42歳にして讃岐守に任ぜられる

阿衡紛議につき藤原基経に良識的な意見書を提出する

帰京翌年、宇多天皇の信任を得て蔵人頭に任ぜられる

菅公編による『類聚国史』が成立する
また『日本三代実録』の編纂に着手する

菅公49歳にして参議に任ぜられる

菅公50歳にして遣唐大使に任ぜられるも、唐の衰運などを理由に停止

菅公55歳にして右大臣に任ぜられる

『菅家文草』を成す

菅公、讒言により大宰権帥として大宰府へ左遷される（菅公57歳）

『菅家後集』を成す
2月25日配所にて薨去（享年59歳）

讒言の中心人物であった藤原時平没す

皇太子保明親王没す
菅公を元の右大臣に復して正二位を贈り左遷の宣命を破棄する

清涼殿へ落雷
相前後して疫病や政情不安が多発する

多治比文子 神託を受けて西ノ京七条の居所に祠を構える

近江国比良宮良種の子太郎丸に託宣
天神の居所を「北野右近馬場」とする

右大臣藤原師輔、社殿を増築する

慶滋保胤の『賽菅丞相廟願文』に「文道之祖詩境之主」とあり

一條天皇より「天満大自在天神」の神号を賜り勅祭北野祭が斎行される

十九社に加えられる

菅公に正一位並びに太政大臣が追贈される

初の一條天皇行幸（臣下を祀る社への初めての行幸）

大江匡衡の『北野天神供御幣并種々物文』に「文道大祖風月本主」とあり

皇城守護として定められた二十二社に加えられる

『北野天神縁起』（建久本）成る（詞書のみ）

『北野天神縁起絵巻』（承久本）成る【根本縁起】

『北野天神縁起絵巻』（弘安本）成る

後宇多天皇行幸、作文会が行われる

3代将軍足利義満による一万句連歌法楽、北野祭の神輿見物あり

北野経王堂建立（東大寺大仏殿をしのぶ規模であったと伝わる）

室町幕府の崇敬で北野祭隆盛を極めるも応仁の乱により途絶える

宗祇、北野連歌会所奉行となる

豊臣秀吉公、千利休らにより境内で北野大茶湯が催される

出雲阿国が北野境内の舞台でややこ踊り（歌舞伎踊り）公演

豊臣秀頼公、北野社社殿を造営する【慶長の大造営】

勅命により北野臨時再興

神仏判然令（神仏分離）により、およそ一千年にわたる神仏習合が終わる（比叡山延暦寺の社務を統括していた曼殊院との関係が解消される）

北野天満宮 官幣中社となる

菅公千年大萬燈祭を斎行する

菅公千五十年大萬燈祭を斎行する

菅公千百年大萬燈祭を斎行

例祭（かつての北野祭）斎行に伴い比叡山延暦寺とともに北野御霊会を再興

菅公千百二十五年年半萬燈祭を斎行予定