境内のご案内
このたびは
幣も取りあへず
手向山
紅葉の錦
神のまにまに
このたびの旅は、幣の用意もしないままに手向山八幡宮に参りましたが、錦のように美しい紅葉を、神のお気持ちのままにお受け取りください。
上記の御歌からも窺えるとおり、紅葉もまた菅公と深い御縁のある樹木です。
時は流れて桃山時代、豊臣秀吉公は洛中洛外の境界、水防のための土塁「御土居」を築きました。その一部が現在も残る境内の西側一帯は、長らく自然林で自生のものと後に植林されたものを含め、現在、約350本の紅葉を有する名所「史跡御土居のもみじ苑」となっています。紙屋川にかかる朱塗りの太鼓橋「鶯橋」や、茶室の梅交軒に設けた舞台、国宝御本殿をはじめ境内を一望できる展望所からの眺めは絶景です。
※ 日程は毎年変わります。当サイトの最新情報をご確認ください。
本年も11月1日から、史跡御土居のもみじ苑を公開いたします。
当宮のもみじ苑は、御土居の構造を活かし、御土居上部からはもみじを見下ろす景観、御土居下部からはもみじを見上げる景観がそれぞれ楽しめる。
本年は公開初日より夜間ライトアップを行い錦秋のもみじ苑をご覧いただけます。
期間中は諸行事を行いますので是非ご覧ください。
▶︎日程
11月1日(土)~12月7日(日)
9時〜20時(最終受付19時40分)
▶︎夜間特別拝観ライトアップ
11月1日(土)〜12月7日(日)
日没~20時(最終受付19時40分)
▶︎拝観料:大人(中学生以上)1200円/小人(小学生・修学旅行生)600円
※苑内での三脚を使用しての写真撮影はご遠慮下さい
※ 茶菓子付き(利休居士が考案したと伝わる麩の焼を再現したお菓子)
※ 日程は毎年変わります。当サイトの最新情報をご確認ください。
当宮のもみじ苑は、御土居の構造を活かし、御土居上部からはもみじを見下ろす景観、御土居下部からはもみじを見上げる景観がそれぞれ楽しめ、他にはない紅葉がご覧いただけます。
本年は公開初日よりもみじ苑をライトアップし、昼間とは一味違った幻想的な紅葉の世界が御土居一面に広がります。
天正19年(1591)に築かれて以来、実に430年にわたり守り伝えられてきた豊臣秀吉ゆかりの歴史的遺構である御土居。樹齢400年を超える「三叉のもみじ」や国宝御本殿を一望できる展望所など、当宮ならではの秋の景観をぜひお楽しみ下さい。
▶︎日程
11月1日(土)~12月7日(日)
9時〜20時(最終受付19時40分)
▶︎夜間特別拝観ライトアップ
11月1日(土)〜12月7日(日)
日没~20時(最終受付19時40分)
▶︎拝観料:大人(中学生以上)1200円/小人(小学生・修学旅行生)600円
※苑内での三脚を使用しての写真撮影はご遠慮下さい
開門時間
7時〜17時
この御歌は菅公が昌泰元年(898)、宇多上皇の大和の国巡幸のみぎりに供奉せられ、手向山八幡宮に参拝された折にお詠みになられた歌です。
この意は、手向山八幡宮への突然の参拝に、お供物を準備いたしませんでしたが、美しく織りなされた錦のような境内の紅葉を、御神前へお手向けいたしましょうというものであり、梅と同じく紅葉もこよなく愛された菅公との御神縁深き逸話として、今に語り継がれています。