
天神さんの愛称で広く親しまれる当宮は、千年あまりの歴史を有し、学問の神様として信仰を 集めてきました。
心だに 誠の道にかなひなば いのらずとても 神やまもらむ
御歌にあるように正直・至誠の神としても厚く信仰されています。 この荘厳な神前で厳かに終生を誓いあう千代の契りは、お二人の出発点となり、心のよりどころとなるのです。末永くお二人を祝福いたします。
今日を吉日と定め北野天満宮の大前に新郎(何某)新婦(何某)夫婦の契りを結び固むるによりて長く久しく夫婦の道に背くことなく今より将来は互いに相和し相睦び楽しきを分ち苦しきを共にして家政を治め子孫の繁栄を計るべく誓い奉ることを茲に謹みて白す。

北野の天神さんと親しまれる当宮は、天暦元年(947)に皇城鎮護の神としてご鎮座になり、学問の神様 菅原道真公をお祀りする天神信仰の中心をなすお社です。現在の御本殿は、豊太閤の遺命により豊臣秀吉公が慶長12年(1607)に造営され、権現造りの根源といわれている「八棟造」で国宝に指定されています。「四脚唐門の中門(三光門)」や「東門」も桃山時代の代表的な建造物として重要文化財に指定されています。
御祭神 道真公は、ことのほか梅を愛され、
東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春をわするな
と詠まれたことはあまりにも有名です。

境内には50種1,500本のゆかりの梅があり2月の初旬より紅梅・白梅などが咲き始め、境内一円は馥郁な香で包まれます。この由緒ある当宮こそ、お二人が永遠の愛を誓い合い、幸せな人生に向かってのスタート地点として、もっともふさわしい場所なのです。